マルムラ製茶
> オーガニック製法

100年の伝統をこれからの時代に伝えていく為に

【20年以上前から取り組んできた無農薬有機栽培】

マルムラ製茶では1979年から減農薬栽培に取り組み1983年から完全無農薬栽培を開始しました。1989年には自社茶園全てを無農薬・無化学肥料での完全無農薬有機栽培への移行に成功しました。無農薬栽培に取り組み始めたきっかけは先代社長(父親の中村秀雄)が農薬散布中に体調を崩したことから農薬の危険性を認識したことです。

無農薬栽培は天候による不作の可能性や害虫などによる茶の木の病気を引き起こす可能性が増す為、取り組みを始めてから安定した出荷に至るまでには大変な試行錯誤と数えきれない工程を要しました。またその当時、周囲の茶園で無農薬栽培に取り組んでいる茶園は無くなかなか理解を得ることが難しく、近隣の農家の方からお叱りを受け、不可能だと言われ続けてきました。

長年の取り組みと手間を惜しまない姿勢で今では近隣の茶園の方々にも無農薬栽培が普及しつつあります。不可能と言われ続けてもひたすら追求し続けた結果分かったことはお茶の栽培適地で良いお茶を作る為には農薬や化学肥料は必要無いと言うことです。


【20年以上前から取り組んできた無農薬有機栽培】

マルムラ製茶のお茶の収穫は一年に一度、新茶の時期にしか行いません。その他の時期は全て次の新茶の収穫の準備にあてられます。茶の木の状態を見ながら肥料を撒いたり不要な葉を切り取ったりと無農薬有機栽培の茶園には何かと手間が掛かります。20年以上、農薬を与えずに丁寧に育てて来た土壌で育つ茶の木から収穫される茶葉はわたし達の手間隙の結晶でもあります。
マルムラ製茶では2000年2月から3月上旬にかけて認定機関である財団法人自然農法国際研究開発センタ-の検査を受け、4月中旬に正式にJASの認定を受けました。この認証制度は、世界各国で法律や条例に盛り込まれており、生産から加工、保管・輸送まで厳しい基準で管理されています。マルムラ製茶では茶園から加工、小分け(小袋詰め)まですべての認定を受けてあります。