マルムラ製茶
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100年の伝統をこれからの時代に伝えていく為に

マルムラ製茶では1979年から減農薬栽培に取り組み1983年から完全無農薬栽培を開始しました。1989年には自社茶園全てを無農薬・無化学肥料での完全無農薬有機栽培への移行に成功しました。無農薬栽培に取り組み始めたきっかけは先代社長(父親の中村秀雄)が農薬散布中に体調を崩したことから農薬の危険性を認識したことです。

無農薬栽培は天候による不作の可能性や害虫などによる茶の木の病気を引き起こす可能性が増す為、取り組みを始めてから安定した出荷に至るまでには大変な試行錯誤と数えきれない工程を要しました。またその当時、周囲の茶園で無農薬栽培に取り組んでいる茶園は無くなかなか理解を得ることが難しく、近隣の農家の方からお叱りを受け、不可能だと言われ続けてきました。

長年の取り組みと手間を惜しまない姿勢で今では近隣の茶園の方々にも無農薬栽培が普及しつつあります。不可能と言われ続けてもひたすら追求し続けた結果分かったことはお茶の栽培適地で良いお茶を作る為には農薬や化学肥料は必要無いと言うことです。

100年の伝統をこれからの時代に伝えていく為に

マルムラ製茶は大正八年一月に藤枝市で開業してもうすぐ創業100年を迎えます。この100年間で積み重ねてきた歴史や技術はそれなりにありますがやってきたことはいつの時代も“良いお茶を作る”と言うことを考え続けてただけに尽きます。昔から静岡のお茶は親しみやすく全国のみなさまの生活に寄り添う物だと考えてきました。その為にはカラダに優しくいつまでも安心して美味しく飲めることを第一に考えてお茶を作ってきました。時代と共に人々が求める価値観も変りますが私たちはいつの時代もみなさまの生活に寄り添えるお茶作りを続けていきます。

100年の伝統をこれからの時代に伝えていく為に

お茶の栽培〜製茶加工まですべてを自社で行っているので一つひとつの商品をすべて把握しています。茶葉にまつわる情報をすべてパッケージに記載しているのは飲んでいただく方により安心をお届けしたいのと同時に記載している項目に対する自信の証でもあります。

100年の伝統をこれからの時代に伝えていく為に

わたし達の茶園はお茶の栽培適地藤枝市に複数点在しています。それぞれの茶園は個性的な立地にあり、それが味の幅を生み出しています。また異なる立地に茶園があることが天候による不作を防ぐリスク回避にも繋がっています。